広島県福山市の鞆の浦。鞆の浦のシンボルとなっている鞆港西側の雁木の南側に立つ常夜灯を見下ろす丘の上からの風景です。
この絵を描くのに使用した画像は夕方に撮影したので鞆港は山の陰に入っていましたが、緑に包まれた明るいイメージで描いてみました。山と山の斜面に連なる家々のほとんどと海面、手前の笹は緑と青系を中心にして描きました。Adobe Frescoの水彩ブラシの滲みとぼかしツールを使用しています。
画面中央やや右手の常夜灯は鞆の浦のシンボルということで青系ではなく茶系を強調して描きました。視線もここに持って来たかったので、常夜灯の周りは海の色も最も濃くしています。また、建物もこの常夜灯の周りの建物のみ最も濃い色で描いています。画面左手の山や海岸線に沿って連なる家々は、遠近感と光を感じるように薄くぼかすような感じで描いています。さらに、海岸線沿いの家々に部分はボケすぎた感じにならないように、下書きの線も残しています。
手前の笹ですが、あまり描き込まないように笹を表現は難しいと感じました。本当は、この笹の向こうには漁船や細い電柱や電線が見えていたのですが、この絵自体、要素が多いので省略しました。
- 使用したiPad:iPad pro(初代)9.7inch 32GB
- 使用したApple pencil:Apple pencil(初代)
- 使用したアプリ:Adobe Fresco
- キャンパスサイズ:3072px × 2304px
Inside iPad Artwork 074
制作過程をAdobe Frescoのタイムラプス動画で紹介( 9:10 )
Adobe Frescoの画像レイヤーデータはこちら
使用した画像